<完全限定生産盤 初LP化>
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
1977年来日ライヴ・エディション2
ALTLP122/23 STEREO(一部モノラル) 2LP
秘蔵音源であるムラヴィンスキーの77年大阪公演が遂にLP化!
ファンの間で伝説となっている超絶演奏が高音質で蘇ります。
さらに幻と言われたシベリウス第3番のお宝音源をボーナス収録!
1977年10月に行われたムラヴィンスキーとレニングラード・フィル3回目の来日ツアーより、大阪公演の音源をLP化しました。もはや伝説となっている衝撃の演奏が鮮明なステレオ録音とともに蘇ります。新リマスタリングを施したアナログのマスターテープを作成してLP化することにより、CDとはまるで違う音質を獲得しているのも大きなポイントです。
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルはいくつか『未完成』の録音を残していますが、デリケートなニュアンスはこれが一番明瞭です。強い緊張感に貫かれながらも、刻々と変化するニュアンスと温かな人間性に感動させられます。冒頭の弱音からして尋常でない世界です。『くるみ割り人形』もムラヴィンスキー独自の選曲により、チャイコフスキーの後期交響曲に匹敵する大きな音楽的構築性を見せます。ことに徐々に盛り上がる「パ・ド・ドゥ」は息もつけぬ至福の6分間。聴いていて身動きの取れなくなる大演奏です。
ボーナスとしてこれまた貴重なシベリウス演奏を収録。ムラヴィンスキーはシベリウスを高く評価しており、フィンランドへ演奏旅行を行った際にシベリウス邸を訪問し、大作曲家に謁見したことも。ここに聴けるのは贅肉のない研ぎ澄まされた驚きの名演。当時60歳のムラヴィンスキーの覇気と推進力、さらに異常なまでの音楽の大きさに圧倒されない人はいないでしょう。しばしば現れるフォルテの強烈さはスヴェトラーノフやゴロワーノフにも劣りません。こちらはモノラルになりますが非常にクリアで臨場感たっぷり。当時のソ連放送局の録音技術の高さに驚かされます。
(キングインターナショナル)※メーカーの都合により、発売日が変動する場合がございます
[LP1-A] チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71より第6〜9曲
(招待客の帰宅、夜/くるみ割り人形とねずみの王様の戦い/
[LP1-B] チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71より第14、15 曲
[LP2-A] シューベルト/交響曲第7(8)番 ロ短調 「未完成」 D.759
[LP2-B] シベリウス/交響曲第3番 ハ長調 Op.52
1977年10月8日、大阪フェスティバル・ホール(LP1、LP2-A)
1963年10月27日 レニングラード・フィルハーモニー・ホール(LP2-B)