【新作LPレコード】フルトヴェングラーのブラームス/交響曲第1番ほか 1951年10月27日 ハンブルク <完全限定生産> TALTLP027/028 2LP

<完全限定生産>
フルトヴェングラーの
ブラームス/交響曲第1番ほか

〜1951年10月27日/ハンブルク〜
TALTLP029/30 モノラル 2LP


フルトヴェングラーが北ドイツ放送響に客演した唯一の録音。
作曲家の生地ハンブルクで繰り広げられた、ブラームス演奏の最高峰!
「世紀のディアパソン・ドール」が贈られたターラ音源がLP化!



 ターラ・レーベルの名盤を復刻。LP化にあたり最新のリマスタリングを施し、細かい表情まで捉えることのできる音を実現しました。
 作曲家ゆかりの地であるハンブルクで繰り広げられた圧倒的なブラームス演奏。1951年、イッセルシュテット率いる北ドイツ放送交響楽団にフルトヴェングラーが客演した際に残された、唯一の共演録音盤です。フルトヴェングラーのブラームス演奏の最高峰とされ、「世紀のディアパソン・ドール」を受賞したことでも有名な名録音。
 「ハイドン変奏曲」は巧みな音色の変化と柔らかな風合いが格別。第7変奏Graziosoなど繊細にして夢のような浮遊感、本当に美しいです。終曲パッサカリアではあらゆる感情を総動員し壮大なクライマックスを構築してくれます。
 交響曲第1番も、何種類かある録音の中でこの演奏をベストに挙げるファンが多い超名演。強烈に打ち込まれるティンパニ、1楽章展開部のラストや終楽章コーダのコラールで天を突き破るトランペットなど、これぞフルトヴェングラーといった演奏が炸裂。そしてオーケストラは独特のしなやかさ・柔らかさを持ち、生き物のようにテンポを伸縮させる指揮に俊敏に反応、熾烈さの中にも繊細さがあり見事です。終楽章の劇的さは比類がなく、次々と畳み掛けられる力強い音楽の展開にどっぷりと魅了されます。
 オーケストラには元ベルリン・フィルのメンバーであるエーリヒ・レーン(ヴァイオリン)やアルトゥール・トレスター(チェロ)も在籍していました。交響曲の第2楽章でのヴァイオリン・ソロの澄み切った素晴らしさも、フルトヴェングラーとの信頼関係があってこそだと言えましょう。ちなみに、録音が残っていないのがまことに残念ですが、同日は上記ふたりのソロによるブラームスの二重協奏曲も演奏されました。

(キングインターナショナル)


【曲 目】
 [LP1-A]
   ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

 [LP1-B]
   ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第1楽章

 [LP2-A]
   ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第2楽章

 [LP2-B]
   ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第3、4楽章

【演 奏】
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 北ドイツ放送交響楽団

【録音日】
 1951年10月27日

【録音場所】
 ハンブルク

【仕 様】
 日本語帯・解説付
型番 N0059
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